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【転職活動の単語帳】若葉マークを卒業!転職するなら知っておきたい基本的な単語まとめ【随時更新】

【転職活動の単語帳】若葉マークを卒業!転職するなら知っておきたい基本的な単語まとめたよ!

この記事は、転職活動を始めたもののわからないことが多い人、意味が曖昧なことがあって不安な人向けに書いています!

転職ってよくわからないことが多いですよね。

そもそもよくわからないことをやっているのに、そこにさらに意味のわからない単語が出てきたらそれ以上調べる気も失せてきます。

この記事では転職初心者が、地味につまずいていることが多いと思われる転職活動を進める上で頻出の単語をぼくなりに紹介していきます!

転職活動のための辞書として、わからない単語があったらこのページで調べてみてください。(もし知りたい単語でここに載っていないものがあれば、ページ下部のコメント欄からリクエストしてください!)

転職サイト(=求人サイト)

世の中で中途採用をしたいと考えている企業の一覧を調べるためのサイト。基本的には自分で会社を探す必要がある。

転職希望者は基本無料で利用できることが大半。

サイト運営者(リクナビnextやマイナビ転職など)は、新しい人を募集している企業に広告枠を売ることで利益を上げている。

転職サイトは企業が料金を支払うタイミングによって大きく「先行投資型」と「成果報酬型」の2種類に分別できる。

「先行投資型」は広告を掲載すること自体に料金が発生するため、募集企業は掲載した広告で応募があったかどうかに限らず料金を支払う。古くからある求人サイトはこの「先行投資型」で運営しているところが多く、総じてブランド力が高いことが特徴と言える。(転職するなら〇〇、と言えるようなサイトが多い)

「成果報酬型」は掲載した広告による応募に料金が発生するため、募集企業は応募があった(あるいは採用が決定した)タイミングで料金を支払う。

これらの特性から、「先行投資型」には新規募集のために予算を比較的多く取れる大企業が、「成果報酬型」には中小企業が掲載される傾向があると考えられる。(もちろん例外もある)

【活用方法】

やりたいことや転職先が明確な時に、直接求人に応募する。気になる業界や職種についてどのような求人が出ているか確認する。など

転職エージェント

キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントと呼ばれる人(本ページを通して以下、「キャリアアドバイザー」と呼ぶ)が、転職希望者の希望や条件をもとに適切な企業を紹介し、転職の成功まで導くサービス。(逆に企業の立場から言うと、中途採用の成功まで導くサービス)

転職希望者は基本無料で利用できることが大半。

サービス提供者(リクルートエージェントやマイナビエージェントなど)は、企業の採用が成功した時に利益を上げている。

転職サイトとの違いは、転職サイトが広告で転職希望者を企業に紹介するのに対して、転職エージェントはキャリアアドバイザーが転職希望者を企業に紹介することが違いと言える。キャリアアドバイザーが間に入る分、紹介した時の報酬は企業にとっても馬鹿にならない。そのため普通に求人広告を出しても求職者が応募してこないような、紹介される求人は人不足で急遽人が必要となったものであったり、職業としてマイナーなものであったりすることも多い。

サービスの質はキャリアアドバイザーの力量によるところが多いため、同じエージェント会社でもキャリアアドバイザーが変わると対応が全く違うということがよく起こる。

【活用方法】

生かしたい強みなどは分かっているが、それがどのような仕事でいかせるのかわからない、他業界・他業種に転職したいがその知識があまりないという場合に相談する。など。

転職口コミサイト

実際に働く人が自身の会社の口コミを掲載するサイト。転職サイトや転職エージェントなど、「転職希望者を集めるための綺麗な部分」ではなく「実際に働く人の生の声」を集める貴重な情報源となる。

多くの口コミサイトは「自身会社の口コミを記載することで他の口コミも見ることが可能」という仕組みにしていることが多い。そのため、口コミ記載者は転職を前向きに考えている(=今の会社に不満を感じている可能性が高い)人が大半となり、ネガティブな情報が多くなる傾向もあり、注意が必要となる。

【活用方法】

紹介された会社が明らかなブラック企業でないかを調べる。など。

職務経歴書

自分が今勤めている会社を含む過去の会社でどのような仕事をし、どのようなことができるのかを応募する会社側にアピールするための文書。

主な記載内容は今勤めている会社の情報、過去に経験した職務(どのような部署でどのような仕事をしていたのか、自己アピールなど。

英語ではレジュメという(豆知識)。海外では、履歴書と同じ書類に記載する場合が多いが、日本ではなぜか履歴書も職務経歴書も書かないといけない謎の風習がある。

詳しい書き方は、本ブログでも下記で紹介している。

エージェント担当者から褒められた!職務経歴書の書き方 | すえきちチャンネル

履歴書

アルバイトの応募などの時に書いたあれ。左上に名前を書いて、写真をはるあれ。

自分がどのような会社にいたのかを時系列で紹介するための文書。個人的には何に使っているのか謎(職務経歴書だけでよくないか?という純粋な疑問)

業界

提供している商品やサービスをもとに分けられた企業のかたまりのようなもの。

例:人材業界、広告業界、運輸業界など

業界によって、一定のイメージがある(広告業界はキラキラしているなど)が、多くはその業界のリーディングカンパニーに引きずられていることが多く、実際そんなものは企業によることが多いのであまり当てにならない。動機として良いか悪いかは置いておいて、もしキラキラしたところで入りたいのであればキラキラした業界ではなく、キラキラした会社を調べるべきである。

一定の業界に憧れを持っている人間もいるが、特にこだわりがないのであればそれにはあまり囚われることなく、自分の活かしたいスキル・経験や尊重したい価値観などを中心に職探しした方が結果幸せになれることが多い。

職種

担当する業務をもとに分けられた、仕事の役割の塊のようなもの。

例:営業・人事・エンジニアなど

営業や人事など、業界を跨いでも同じ職種が存在することが多い。

転職においてはどのような職種で仕事を探しているのかを明確にできると、あとは会社を選ぶだけになるので、どの職種を目指すのかを決めていくことが実際に応募を始める前にすべきこととも言える。

注意すべき点はは、同じ職種でも会社や部署によってやることが違うケース。例えば営業でも、新規営業なのか既存のルート営業なのかで求められるスキルが異なる。そのため、なりたい職種だからといって安易に応募してしまうと面接で痛い目を見ることになる(万一面接に受かってしまった場合は入社後にイメージとのギャップに苦しむことになる)。同じ職種でも、自分がイメージしているものと同じものかをしっかりと調べることが重要。

職階

企業内での階層。職階が上がれば上がるだけ、仕事ができるできないかかわらず偉そうになる奴が多い。

例:部長、係長、マネージャー、など。

スキル

環境が変わったとしても、当たり前のようにやっていけること。企業が中途採用に求めていることは「前の会社とは環境も変わった上で、即戦力となる人材」であり、スキルは自分がその会社で即戦力となれる根拠となる。

今いる会社だからできていることは、転職をする上ではスキルとは呼ばない。

逆に、スキルのあることは自分にとっては当たり前のことであることが多く自分で気づくのが難しい事も多い。まわりで似たような仕事をしている人と比較して簡単にできてしまっている仕事にそのヒントが隠されていることが多い。

自分のスキルを整理するためには業務の棚卸しが一番の近道である。

経験

スキルを習得・発揮したエピソードのこと(だから、スキルと経験は同じタイミングで扱われることが多い)。職務経歴書に記載する際や、面接でアピールする際は、スキルと経験が一貫している必要がある。

よく勘違いされるのが、職階そのものは経験ではなく職歴である。職階を経験として語る者(経験を聞かれて「部長をしていました」などと語る者)は、裏でキャリアアドバイザーに笑われていると思った方が良い。

企業やキャリアアドバイザーが知りたいのは、その職階の立場でどのようなことをしたのかであり、職階そのものには興味はない(逆に、部長でなくたってそれに準ずる立派なマネジメント経験があれば評価されるということでもある)。

業務の棚卸し

今の業務を一つ一つ書き出し、それぞれでどのような意味があるのかを考える作業。非常に面倒。

日々行っていることを整理することで、自分がどのようなことをやっているのかを客観的に見ることができ、結果自分にとっての当たり前(=スキル)に気づくことができる。

転職者の多くがこれをしっかりとやらずに、なんとなく自分ができそうなことをスキルであると主張している。結果、説得力が伴わず面接で落とされたり、入社後求められているスキルが違うため転職に失敗したと感じたりする悲劇が多発している。

自分のことは自分が一番知らないということを受け入れて、面倒ではあるが向こう数年間の幸せを勝ち取るために、転職活動の最初期にしっかりと取り組むべきである。

具体的な業務の棚卸しの方法は本ブログでも下記でリンク紹介している。

業務の棚卸しをしよう!【1時間くらいで終わります】

面接

企業が転職希望者を品定めする場。複数回行われることが多いが、1回で終わる場合もある。

また、一般的には回を追うごとに面接担当者の職階も上がっていくが、たまに1次面接で社長が出てくるケースもあるので気は抜けない。兎にも角にもこの場で伝えるべきは、「私があなたの会社に入ると、ここでこのように役に立つ」ということであることには変わりない。

IT系企業などでは「カジュアル面談」などの名称で、人事担当者が「気軽にお越しください」と呼びかける場合もあるが、これも事実上の1次面接であると考えた方が賢明である。

面談

転職希望者と転職エージェントのキャリアアドバイザーの打ち合わせ。転職希望者の希望を聞いたり、キャリアアドバイザーのお勧め求人の紹介をしたりする。

これ自体は選考には関係ないため、お気軽にお越しくださいという言葉は信用しても良いが、キャリアアドバイザーも人間なので最低限のマナーは守らないと良い仕事はしてもらえないと思った方が良い。

最近は、電話やスカイプなどを活用して遠隔で面談するケースも増えてきているが、やっていることは基本的に一緒である。

まとめ

わからない言葉は、放置せず確認しながら進めていきましょう!

この言葉も解説してほしい、などあればコメント欄に記載いただければ記事に追加していきます!

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