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年収を上げるための方法3選【おすすめは○○】

年収や給料を上げたいと思っているけどどうしたら良いかわからない…

このような悩みを解決します。

実は、特別なスキルを身につけたり、身も心もズタズタにしなくたって、あることをするだけで年収は上がる可能性があるんです。

この記事では年収を決める3つの要素について説明した後、その中で一番手っ取り早く変えることができる要素を紹介します。その上で、どのようにすればその要素を変えることができるのかをまで解説します。

年収が決まる仕組みを理解することで、どうすれば年収が上がるのかと、あなたの年収を上げるために必要な行動がわかります!

年収を上げるための方法3選【おすすめは○○】

あなたは、年収をあげようと思った時にまず何をするでしょうか?

資格を取りますか?出世するためにたくさん残業しますか?

たしかにそれでも年収は上がるかもしれません。しかし、これは年収が決まる仕組みの一部しか捉えていません。

多くの人は、年収が決まる仕組みの一部しか見えていないため、もっと良い方法があることに気付いていないのです。

年収が決まる仕組み

まず大前提として、会社はなぜあなたにお給料を支払っているのででしょうか?

少しドライな言い方をすると、会社があなたが雇うということは、会社があなたという商品を給料という形で買っているということであるからです。

ちょうどあなたがコンビニで料金を支払ってミネラルウォーターを買うのと同じように、会社は給料を支払ってあなた(の時間)を買っているのです。

つまり、あなたがミネラルウォーターを買うためにコンビニで料金を支払うのと同じ理由で、会社はあなたに給料を支払っています。

そして、あなたの給料を上げると言うことは、あなたという商品の値段をあげることです。

コンビニが今まで100円で売っていたミネラルウォーターを、「150円で買え」と言ってきているのと同じなのです。

ものの料金は、手に入る量と求められている量で決まる

では、給料(=あなたの料金)はどのように決まるのでしょうか?

ものの料金は、「手に入る量」と「求められている量」のバランスで決まります。(高校の公民の授業の時にやった、需要と供給ですね)

「手に入る量(=供給)」が多くなると料金は下がり、「求められている量(=需要)」が多くなると料金は上がります。

給料を考える時にはこの「手に入る量」を働く(働ける)人の数、「求められている量」を社会全体としてその仕事をするために必要な人の数と考えると良いです。

ある仕事について、働く(働ける)人の数が増えるとその仕事の給料は安く、減ると給料は高くなります。

逆に、社会全体としてその仕事をするために必要な人の数が増えると給料は高くなり、減ると給料も安くなります。

つまり、働く(働ける)人の数が少ない仕事か、社会全体としてその仕事をするために必要な人の数が多い仕事をすれば給料は上がるのです。

働く(働ける人)の数を決める要素

また、働く(働ける人)の数は、その仕事を「やれる人の数」と「やりたい人の数」で決まります。

「やれる人」はその仕事に必要な、資格やスキルを持っている人の数のことです。

例えば医者という仕事は医師免許という資格を持っていないとできません。そのため、医者をできる人の数は限られます。他には、プログラマーの仕事はプログラミングのスキルがないとできないですよね。今の日本では皆んなが皆んなプログラミングのスキルがあるわけではないので、これも数が限られます。

「やりたい人」はあらゆる仕事でもらえる給料が同じ時にでも、その仕事を選びたいと思う人の数のことです。

例えば月に同じ30万円もらえるなら、営業をやりたいか、ブライダルコーディネーターをやりたいか、と聞かれた時にどちらをやりたいという人が多いでしょうか?

これは多くの場合、その仕事を通してのやりがいの感じやすさに影響されます。つまり、給料というエサがなくてもやってくれる人がいる仕事であれば、自然と給料は低くなるのです。(人気の仕事ほど給料が安くなるのはこの理由)

その仕事をするために必要な人の数を決める要素

必要な人の数は、その会社(産業)の成長の度合いで決まります。

会社や産業にはライフサイクルと呼ばれる考え方があります。

簡単にいうと、「会社や産業も人と同じで成長し、歳を重ね、老いていくよ」ということです。

このライフサイクルという考え方では会社や産業の成長の度合いを、成長期・成熟期・衰退期の3つに分けて考えます。

大事なことは、成長期にある産業・会社は総じて人が必要になります。つまり、必要な人の数が多くなるのです。

逆に、成熟期と衰退期では必要な人の数が少なくなります。

衰退期で少なくなるのはなんとなくわかるかもしれませんが、実は成熟期も人は必要でなくなってくるのです。

理由は単純で成熟期に入った産業や会社は効率化を始めるからです。成熟期の産業・会社はすでに多くの人がその商品などを手にしてしまっているため、新しいお客さんを見つけ出すことが難しくなってきます。

例えば、10年前くらいにガラケーからスマホに一気に変わった時代がありましたよね。その時にスマホを買うお客さんを見つけるのと、今年スマホを買うお客さんを見つけるのではどちらが簡単でしょうか。絶対10年前の方が簡単ですよね。

で、新しいお客さんが増えにくいとなると企業は今の儲けのままよりコストを下げようとします。つまり同じ仕事を、より少ない人でやろうとします。(多くの場合はこれで仕事が増えても給料はそのままです)

だから必要な人が多くなるのは、成長期にある産業・会社に限られてしまうのです。

年収を上げるための選択肢は3つだけ

ここまでで説明してきたことをまとめると、給料を上げるための選択肢は基本下記の3つしかないということになります。

①「やれる人」が今より少ない仕事をする

②「やりたい人」が今より少ない仕事をする

③「成長期」にある会社で働く

続いては、これらについて1つずつ確認していきましょう。

①「やれる人」が今より少ない仕事をする

多くの人は給料を上げるためにこの方法をとるのではないでしょうか?冒頭に挙げた、資格を取るというのはまさにこの一例です。

確かに資格を取ったりスキルを磨いたりすることは、重要だし必要です。

ただ、これから給料アップに繋がりそうなスキルを磨いたとしても、そもそもそのスキルが給料アップにつながるのかも定かではありません。

例えばTOEICを何点取ったら給料UPという制度がある会社があるようですが、これも月1万円も上がれば御の字といった額ではないでしょうか。

どんなにスキルを身につけたとしても、会社がそれをどう評価するかで給料は決まるので、給料UP目的であればこの方法は決め手に欠けます。

また、会社の先輩たちを考えてもみてください。

入社時よりもはるかに高いスキルを発揮して仕事をしている先輩社員は皆さんそれに応じて給料UPしているでしょうか?

入社時より2倍仕事できるようになったら給料も2倍になっていますか?

スキルを磨くことによる給料の上がり幅なんてそんなものです。

②「やりたい人」が今より少ない仕事をする

多くのデスクワークの給料が看護師の給料よりも高い理由はこれです。

命を直接扱う看護師の方が仕事の重要性や難しさんでいうとはるかに高い仕事(とぼくは思っています)であるにもかかわらず、ミスをしても直接人の生死には影響しないようなデスクワークよりも給料低いなんてひどい話ですが…

これは看護師という仕事が、患者さんに直接役に立っているというやりがいの感じやすいために多くの人が看護師をやろうとすることが理由です。

では逆に、どんなに大したことのない仕事でも、誰もやりたがらないけど確実に必要とされている仕事をすれば給料は上がります。

ただ、この方法のネックは仕事にやりがいなどを感じにくいことです。

もしあなたが、仕事には一切やりがいなんてものは求めておらず、仕事は仕事であると完全に割り切れるのであればこの方法はおすすめです。

しかし、仕事というのはただ給料がもらえれば良いという人が多いのではないでしょうか?

どうせなら誰かの役に立ちたいと考える人にはこの方法はお勧めできません。

③「成長期」にある産業・会社で働く

必要とされている人の数が多い、成長期の産業や会社で働くと、成熟期・衰退期の産業や会社で同じくらい大変な仕事をする時よりも、人が足りていないので給料は上がる可能性が高いです。

要は、あなたのことをより評価してくれる会社に行けば、あなたの給料も上がるという仕組みなのですが、このことに気づいている人が意外と少ないように思います。

確かにこの方法だと、転職をする必要があるのでその点はリスクがあります。また、この成長期にある産業・会社を探せるのかという点もネックになるかと思います。

しかし、先に挙げた2つの方法よりもはるかにコスパ良く給料を上げられるのはこのやり方です。

また、人が必要とされているところに行くのですから、あなたの仕事が必要とされていることにもなるので、やりがいなども比較的感じやすいことが多いです。

年収を上げるには、「成長期」にある会社に転職するのがおすすめ

ここまで書けば察しのいいあなたであればもうお気づきかもしれません。

種明かしをすると、ぼくが一番おすすめするのは③「成長期」にある産業・会社で働く方法です。

では、「成長期」にある産業・会社に転職をするためにはどうすればいいのでしょうか?

そのために必要な行動は下記の3つです。

①現状の自分の市場価値を知る

②「成長期」の産業・会社を探す

③その中から転職先を選ぶ

①現状の自分を知る

転職するならまず、今の自分を知らなければなりません。

必要なのは、あなたのスキル・経験、そしてそれが今社会ではどの程度評価されているのか、という情報です。

スキル・経験は業務の棚卸しをすることで整理することができます。

業務の棚卸しについては下記の記事を参考にしてください。

【前半】業務の棚卸しをしよう!【1時間くらいで終わります】 | すえきちチャンネル

【後半】業務の意味づけをしよう!【これも1時間くらいで終わります】 | すえきちチャンネル

あなたのスキル・経験が今社会ではどの程度評価されているのかを知るには、転職エージェントとの面談で聞いてみるか、転職サイトなどの市場価値の概算を出すサービスを使ってみるのが早いです。

正確な情報は、転職エージェントとの面談の方が得られますがとりあえずさっと知ってみたいと言うのであれば転職サイトで概算を出してみるのでもいいでしょう。

とりあえず自分の市場価値の概算を知りたい場合は、下記のサイトがお勧めです。

市場価値診断ならMIIDAS(ミイダス)!

②「成長期」の産業・会社を探す

①で現状の自分について把握できたら、次は実際に転職先となる会社を探していきます。

成長する産業・会社については、ある程度予測を立てる必要があります。

ただ、最近であればVRとかAIとかのテクノロジー界隈は伸びそうですよね。

これらの業界で、今後どのような仕事が必要になるのかを考え、これなら自分でも入り込めそうだぞというものがあればあとはそこに面接しに行くだけです。

ただ、自分ではよくわからないという方は転職エージェントに相談するのがおすすめです。

①で整理した現状の自分について説明した上で、年収を上げるにはどうしたらいいかということを相談しに行きましょう。

③その中から転職先を選ぶ

②で選んだ候補の中から、転職先としていきたい会社を選びます。

そのあとは試験や面接を受け、通過すれば晴れて年収UPを達成です。

まとめ

この記事のまとめです。

・年収を上げる方法は3通り。

 ①「やれる人」が今より少ない仕事をする

 ②「やりたい人」が今より少ない仕事をする

 ③「成長期」にある会社で働く

・中でも「③「成長期」にある会社で働く」がお勧め。

・「成長期」にある会社に転職するためには、3段階。

 ①現状の自分の市場価値を知る

 ②「成長期」の産業・会社を探す

 ③その中から転職先を選ぶ

成長期にある会社に転職することで、あなたの年収が上がる可能性は高いです。もしあなたが本気で年収を上げたいと考えているのであれば、ぜひ転職を検討しましょう!

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