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転職へのモチベーションがなくなってしまう理由とその対策

あなた
転職活動を続けているけど、最近モチベーションが下がってきてしまった…

そんな悩みに答えます。

転職活動は、多くの人にとって長期戦となるものです。転職サイトの「リクナビNEXT」の記事でも3〜6ヶ月が目安としています。

希望条件にもよりますが、転職活動にかける目安は「3カ月から半年程度」と言われています。

出典:転職活動にはどれぐらいの期間がかかる?ケース別・転職活動スケジュール

そんな長期戦であれば、ふとした瞬間にモチベーションが下がってしまったりなくなってしまったりということはいくらでも起こり得ます。

でももしあなたが、ここまでしっかりと転職活動を頑張ってきたのであれば、あともう少しで転職ができてしまうかもしれません。あなたにとってもっとやりたい仕事、楽しい仕事が待っているかもしれないのに、中途半端にやめてしまうのはあまりにももったいないことだとぼくは思います。

そこで、この記事では転職へのモチベーションがなくなってしまう理由と、その対策を紹介していきます。

この記事に書いていることをしっかりと実践することで、きっと、転職へのモチベーションが戻ってくることでしょう。

転職へのモチベーションがなくなってしまう理由とその対策

彼女の転職に対するモチベーションが0になっていた件

ぼくの彼女は絶賛転職活動中なのですが、先日、転職に対するモチベーションがかなり薄れてきているとカミングアウトされました。2019年の年末から転職をボチボチ始めていたので、転職活動を始めてから2020年4月現在でちょうど4ヶ月くらい経ってのことになります。

ぼくとしては一緒にここまでやってきたのに、、というショックもそれなりにありましたが、とは言えモチベーションが下がってしまうこともまあ理解できることです。今後転職活動を続けるか、やめるかをちょっと話し合ってみました。

話し合いの結果、彼女は今後も転職活動を続けることになりましたが、話していてなかなか興味深い点があったので、この記事を書くことにしました。

時間の経過とともに転職のモチベーションが下がるのは当たり前!

人間、モチベーションが下がるのは仕方のないことです。モチベーションは言い換えるとやる気ですが、人のやる気なんて続いてもせいぜい24時間くらいのものです。逆に言えば究極のモチベーション維持の方法は、24時間以内にそれを始めてしまって、終わらせてしまうことだと思っています。そうすればモチベーションがなくなってしまう前にあらゆることを終わらせることができます。

しかし、転職は24時間で終わるようなものではありません。まず、自己分析から始まって、業界や企業、仕事について調べ、会社に面接を受けに行くということを全てせねばならないのですから、どんなに手慣れた人がやったとしても1ヶ月はかかります。上でも書いた通り、転職期間の目安は大体3〜6ヶ月くらいなので、初めての転職となればもっとかかってもおかしくはないとえます。つまり、平気で6ヶ月以上かかることもあると思います。

転職はいわばモチベーションを維持する自分との戦いでもあるのです。

転職のモチベーションが下がる理由

彼女と話していてモチベーションが下がる理由は大きく2つあるとわかりました。
1つは、「転職する理由が弱くなる」、もう1つは「転職しない理由を得る」というものです。1つづつ説明していきます。

理由1:転職する理由が弱くなる

転職を決意した人はもれなく、転職をしようと思ったきっかけがあったかと思います。そしてそのきっかけの多くはネガティブなものなのではないでしょうか。それも、転職をしたくなるくらいとびきり嫌なことなはずです。

しかし、人は時間が経てば慣れてくるものです。その瞬間はあんなにも嫌だったことも、時が立つにつれて、自分の中でたいしたことで無くなってくることもあるかと思います。

ぼくの彼女も、収入が大幅に減ってしまったことがきっかけで転職を決意しました。このままでは生活もままならないという危機感こそが彼女の原動力となったと言えます。それに、加えてこれまでよりもやることは増えていくのに収入を減らされるという仕打ちにも怒りの気持ちがあったので、なおのこと転職してやろうという意思が強くありました。

しかし、実際に収入が減った今となっても意外と生活できてしまっています。このことが彼女の意思を弱めてしまいました。また、収入を減らされたことに対する怒りもまた、時間が経ったことでかなり薄れてしまいました(正確には、忘れつつあった、というのが正しいかも知れません)。

こうなってしまっては、彼女の中で転職する理由が弱くなってしまってもおかしくはありません。

理由2:転職しない理由を得る

時間が経つにつれて、転職しない理由が逆に強くなってきます。というのも、転職の実態が見えてくるのでその面倒さもわかり、「転職しなくてもいいかなという気持ち」が増してくるのです。

転職活動をしていてよくわからないことや、うまくいかないことは多々あります。そもそも、自分が何をしたいのかすらわからない、という人も多いと思います。うまくいかないことを喜んでできる人は少数派でしょう。この結果、無意識のうちに「転職しない理由」を探し始めます。

そして、究極、転職はしなくてもこれまで通りの暮らしはできることに気がつきます。そして、きっとこんなふうに考えるのでしょう。

「わざわざ面倒なことをしなくたって、生きていける。確かに一瞬転職したいとは思ったが、よく考えたらこの職場にだっていいところはある。例えば、○○とか…」

この○○にはいるのが、転職しない理由です。

彼女の場合は、これが職場の人間関係でした。彼女の職場は、かなり人間関係に恵まれています。部外者のぼくですら羨ましくなってしまうほどに、いい人ばかりです。彼女は、そんな職場の人たちと一緒にやっていくことにも価値はあると考えるようになっていたのです。

転職しない理由が出てくるのは仕方ないこと 。でも、それって言い訳ではないですか?

上記で、転職のモチベーションが下がってしまう理由は、転職する理由が薄れてかつ、転職しない理由が出てくることであることを説明しました。このことから、転職のモチベーションを維持するには、逆に、転職する理由を薄れさせないことと、転職しない理由を作らないことが重要であると言えそうです。

ただ、転職しない理由というのは色々やっているうちに、どうしても出てくるものです。もし、その転職しない理由が理にかなっているのであれば、転職を止めることも一つの選択であると考えます。ここで大切なのは、言い訳とも言える転職しない理由に振り回されないようにすることです。

そこで、転職しない理由については、その理由で本当に転職しない方がいいのか、ということを考えてあげると良いでしょう。

彼女の場合は、「職場の人がいい人だから転職しなくてもいいかな」と思っていたので、今の職場の人と一緒の職場で働くことが大事なのかを聞くと、別に働く必要はなく、友人としての付き合いをやめたくないとのこと。そこで、転職すると確かに毎日会うことは難しくなるが、週末に一緒に遊びに行ったりはできなくなるのかを聞くと、ハッとしたように、「できるし、別にそれでもいい」と答えてくれました。

そのほかにも色々と彼女の中に転職をしない理由を挙げてくれましたがそのどれもが言い訳とも言えるもので、結局は「やっぱり転職した方がいいかも」という結論に自分でたどり着きました。つまり、ちょっと嫌な言い方をすると、なんとなく転職が面倒という気持ちにそれっぽい理由(=言い訳)を色々と付けていただけだったのです。

転職のモチベーションを維持・回復する3つの質問

一方で、転職をする理由は時間の経過で薄れていってしまうものですが、これを少しでも維持することが重要になります。

以下では、転職をする理由を維持して、また転職の面倒さを克服するために答えておきたい3つの質問を紹介していきます。また、すでにモチベーションが下がってしまった場合にも有効なので、試してみてください。そして、これらの質問と答えを手帳や紙に書き出して、常に目につく状態にすることをおすすめします。

①転職をしようと決めたきっかけは何か?

転職をしようと決めた、きっかけとなった事件を書きだします。彼女の場合は、収入減ですね。コツは感情を載せて書く、ということです。例えば「あんなに努力していたのに、やることはどんどん増えているのに、給料が下がった!ひどい!やめてやる!」のような感じです。

ちょっと馬鹿馬鹿しく思えるかもしれませんが、大事なのは「こんな嫌なことがあった」という記憶を薄れさせないことです。つまり、その時の怒りや悲しみがしっかりとこもっているのがベストなので、ちょっと恩着せがましくなるくらいに、ただただ感情に任せて書き殴りましょう。

②転職をしたらどんな未来が待っているか?

今度は一転、転職をすることで手に入れたい理想の未来を書き出します。コツは、「○○している」というような現在形で書くことです。

「年収○○UPしている!」とか、「土日連休で週末にお出かけしている!」と言った感じですね。

転職したらこんな未来がいいな、というのを考えるのは転職活動を進めていく上でも重要なことです。そんなことできるはずがない、などの思い込みはできるだけ捨てて、素直にこうなりたいな、と思える未来を自由に思い描いてみてください。それが描けたら後はそのためにはどうすればいいのかを考えるだけです!

③転職のために次にするべきことは何か?いつまでにやるか?

これまでの2つはどちらかというと気持ちを鼓舞するため質問です。一方、最後の質問は「なんとなく面倒」という感情を克服するための質問です。

今、自分がしないといけないことは何か、いつまでにやるか、ということを常に目に見える状態にしておきます。要はスケジュールの話なので、書くのはもちろん手帳でもいいのですが、ぼくは付箋やチラシの裏紙にでも書いて、冷蔵庫のドアのような嫌でも目に見える場所に貼り付けておくことをおすすめします。「4/20までに、面談の予約をする!」のようなイメージです。

これには理由があります。人はその物事をやり始めるまでが一番面倒と感じるものです。例えば、ジムに通っている人であれば共感していただける方も多いと思うのですが、なんだか今日はジムに行く気分じゃないなぁと思った日でも、とりあえずジョギングだけしようとか、お風呂だけ入りに行こうとか適当な理由をつけてジムに行ってしまえばちゃんとトレーニングしようという気になる、という経験をした人も多いのではないのでしょうか。

そして転職の場合、多くのことは家でできてしまうので、「何をするのかを決める」ことが先の例の「ジムに行く」にあたるのです。つまり、常に何かしらの転職活動をやっている状態にすることで、やり始めるまでの面倒を感じずに済むのです。

また手帳よりも嫌でも目に入る場所に書くのをおすすめしているのは、これが面倒さ対策であることも理由です。というのも、例えばふと時間が空いた時に、手帳が手元になく、少し離れた鞄の中に入っていたとしたらどうでしょうか?手帳を取りに行くのがそもそも面倒臭くないですか?笑(ぼくは絶対とりにいきません←)

それなら、冷蔵庫の中のビールでも取りに行くついでに嫌でも目に入る冷蔵庫に貼っておけば、「そう言えばこれやらなきゃ」となると思うんです。実は、この「目につくところにやるべきことと締め切りを貼る」というのはぼくが仕事で実際にやっているテクニックです。これで何かやるたびに「何をしないといけないか」を思い出す手間も省ける上に、作業の漏れもないので重宝しています。

まとめ

この記事のまとめです。

  • 時間の経過とともに、転職に対するモチベーションが下がるのは当たりまえ!
  • モチベーションが下がる原因は「転職する理由が弱まること」と「転職しない理由ができること」の2つある
  • 転職しない理由は、転職活動を続ける中でどうしても出てきてしまうもの。でも、それは言い訳になってはないかはしっかりと考えるべき
  • 転職をする理由は、「転職のきっかけ」「転職したらどうしたいか」「次にすることとその期日」を紙に書き出して、それを常に見える場所に貼っておくことである程度は維持できる

あと少しです、最後までやり切ってしまいましょう!

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