このブログは、「転職って何したらいいんだろう?」となっている方が転職活動の流れをを理解し、それぞれのタイミングでやるべきことがはっきりとわかっている状態になってもらうことを目指します。
ぼくのかつての転職経験
以前、ぼくも一度転職活動をしていました。
当時は少し働きすぎで、心も体も少々弱っている時期でした。
もうちょっと楽しい仕事はあるはずだ。もうちょっと自分に向いている仕事があるはずだ。
そんなふわっとした気持ちから転職活動を始めました。
でも当時のぼくには、身近に相談できる人がおらず、ネットの情報を頼りに、完全に手探りで進めている状態でした。
ただ、ネットにある情報って『仕事を探す』という側面からしか転職を語っていないんですよね。
だからそもそもどんな仕事を探せばいいのか、どうすれば自分にとっていい仕事を探すことができるのかがわかりづらいんだと思います。
ネットだけではよくわからないことが多かったので、転職関連の本も読んでみたりして。
休日の大半は転職のための準備や情報収集に当てていました。
それでもやっぱり、情報が少なくて、難しくて、、
転職サイトや転職エージェントに行ったりしてもあまりうまく活動は進まず、、
無駄に月日ばかり過ぎてしまっていました。
転職を意識し始めてから、数ヶ月。
仕事が少し落ち着き始めた上に、自分の会社でもうちょっとやってみたいと思えることに出会うことができ、それを少しずつ任せてもらえるようになるという環境の変化もありました。
また、この頃にいまの彼女とも出会い、彼女のポジティブ(能天気ともいう)な性格に当てられて、前向きに考えられるようにもなっていきました。
結果、転職はせずに今でもその会社で働いています。
ただ、この経験から、「転職ってまず何したらええねん」という気持ちはとてもよく理解できるようになりました。
今度は彼女が転職を決意
そして月日は流れ、2019年11月。事件は起こります。
ぼくの彼女が勤めている会社で、大規模なコストカットが断行されたのです。
当時雇用形態間の格差是正を唱えて進められた正社員の手当カットです。
これにより、彼女はいきなり5万円の収入減となってしましました。
ぼくは彼女が責任感を持って、とても大変な仕事をしているのを知っていたので、このことを聞いた時にとても腹が立ちました。
彼女もこれにはかなり参っているようで、ポジティブの塊のような彼女が、「どうやって生活していこう、、、」などと肩を落としている姿を初めて目にしました。
そこで彼女と話し合った結果、転職を決意します。
過去の経験から、転職は決意してから3ヶ月以内に済まさないと結局転職しなくなるというのはなんとなくわかっていたので、すぐにその場で適当な転職エージェントに登録してもらい、翌週には転職エージェントに行ってもらいました。
心配症な彼女はエージェントからきついことを言われるのではないかと少し怯えていたようでした。
しかし、結果は大成功。
面接後に電話した時には嬉しそうに、「いくらでもいい仕事がある。転職できますよって言われた!」と話してくれたのを覚えています。
これだけ自信がついたらモチベーションの方も嫌でも上がります。
彼女は驚くほど高いモチベーションで転職活動が始まり、幸先のいいスタートダッシュを切れたかに思えました。
そして2020年を迎えても、1回目のエージェント面談のあとから何もしていない…
大誤算でした。
彼女の転職活動は2020年年明けになった今も、なにも進んでいませんでした。
あんなに嬉しそうに話してくれたのになぜ…
彼女に聞いても転職はしたいのだがなんとなく何もできない、とのこと。
したくないわけではないが、なんとなくできない。
うん、なんとなくその気持ちわかります笑
転職活動中はぼくもそんな気持ちの時がありました。
今になって冷静にその原因を考えてみると、転職って正解がないので今やっていることが正しいのかよくわからないんですよね。
今自分は何しているのか、やっていることは本当に正しいのか、結果どうなるのか、、、
この辺りの流れが見えてこない分には、なんとなくやる気がしません。(転職に限らず何にでも言えることなのかもですが)
彼女は今まさに、この状態になっています。
まとめ
そこで僕は決めました。
彼女にしっかりと伴走し、転職を成功させると。
なんとなく仕事に不満があって転職しようとしていた僕とは違って、今の彼女は給料減という実害があるので、やはり成功させねばならないという使命感もあります。
このブログではそんな、自分のことなんだけどなんとなく何もできない系彼女と、
人のことならなんか頑張れちゃう系彼氏の試行錯誤の道のりを示そうと思います。
そんな僕らの成功とか失敗とかを参考に、幸せに働くことができる人が一人でも出てこればいいな、なんてことを考えています。